空は芸術。

今日も空がきれいだった。刻々と雲が変化して,図書館へ行く時,出た時,違う空だった。商店街で少し買い物をして,お店から出て来た時,また雲が変わっていた。帰り道,オレンジ色がかった雲もあり,きれいな夕焼けになりそうだと思った。

空の写真を載せる人が何人もいる。私も一度か二度載せた。空,特に晴れた空と雲を嫌いな人はほとんどいないと思う。

空は芸術だ。毎日,また時間ごと,変化する芸術を私たちは鑑賞している。

啄木は「空に吸われし十五の心」と詠んでいるが,私は心が空に吸われるというより,空を心に吸い込みたい,体全体で空を受け止めたい,という感じ。

住宅街では空が狭くて,電線も邪魔で,広い空が見たい!と思う。もう慣れたけど。いつだったか,少し広々した所で「ここは空がたくさん見えて良い!」と言ったら,友人に「え〜これで?かわいそうに」と言われた。あれ?ご近所さんなのに。彼女の方が町なかに住んでるのに。

東北の実家の空を,しっかり覚えているからだろう。智恵子さんか⁉︎