10月31日

お店の人は,大多数の人がハロウィンが好きだと考えているのか。ショーケースにそれ関係の飾りを入れたり,お菓子の包みにシールを貼ったり,特別な包装に変えてしまったり,店員さんに,ツノ付きのカチューシャとか,それ関係の物を着けさせたりする。

商店街やオーナーなどが,ハロウィン飾りをしようと決めたので,それに従わざるを得ない,ということもあると思う。

私は普通の,怖い絵や飾りのない物の方が良い。普通のが欲しい。あるなら,そちらを選ぶ。

普通の,それ関係の物を着けていない店員さんから買いたい。

ハロウィンが好きな人もいれば,そうではない人もいる。それは当たり前のこと。

小さなビルの2階にある美容室へ行く階段の途中に,服を着たガイコツが2人いたので,なるべく離れて上った。もちろん人形と知っていたけど。ガイコツを通り過ぎた時,音が出た。びっくりしたので,いい大人なのにキャー(ギャーかな)と声が出てしまった。

カットしてもらいながら,階段のガイコツの話をしたら,「楽しかったでしょ?」と。「びっくりした。恐いのは好きじゃないの」と言っておいた。びっくりさせられて楽しい人もいると思う。店長さんはそう思ってわざわざお金と手間をかけて,音が出るガイコツを置いたはず。お客さんを楽しませたいという気持ちの強い人だから。それなのに,好きじゃないと言ってしまって悪かったな,と思ったけど,本心も伝えないと。

商売は難しい。10人を10人とも喜ばせることはできない。大多数をとって趣向を凝らすしかない。

でも大人で,本当にハロウィンが好きな人って何割いるんだろう。もし半々なら,大人が行くお店は,お金と手間をかけて,飾ったりシールを貼ったりしなくて良いのではないか。それともハロウィン仕様にした方が売り上げが上がるので,毎年ハロウィン仕様にするのかな。

子どもとその親,若者,が主なターゲットか?最近は,クリスマスよりハロウィンの方が儲かる,と聞いたことがある。

仕掛け人は誰なんだろう。すごい。