「トヨタの片づけ」はすごい!


「必要な書類を探すのに10秒かからない」「引き出しの一番奥にあるものが何か,即答できる」

らしい!

「ブック」の無料サンプルを読んで,全部読んでみたいと思っていた。図書館で見つけた。

整理=「いるもの」と「いらないもの」とを分け,「いらないもの」は捨てる。

•「いるもの」「いらないもの」の判断基準が必要

それは分かるけど,判断基準を決めるのが難しい。それで,迷う時に置いておく。それでは整理にならない。

•“いつかは使うだろう”は諸悪の根源

•「いつか使うもの」には必ず期限を設ける。

これには目からウロコ。良い考え。

子どもたちが幼かった頃,かき氷を食べる時に使った水色のガラスの器。

もう使っていないのに,処分しようと思って出すと,「きれい。夏にお素麺を入れてみよう」と,また元に戻す。何度か繰り返した行為。そして今年も使わなかった。

来年の夏までに使わなければ‥と期限を決めた。でも,今年も使わなかったのだから,もう処分しよう。

食器,服,文房具,書類,本,etc.

いつまでに使うか,見るか,期限を決めて,それまでに使わなければ思い切って処分する。頑張って試してみようと思う。

 

•「人を責めるな。しくみを責めろ」

本では,発注ミスを隠して在庫を抱え続ける。そういうことにならないように,という話。

色んなことに当てはめられる良い言葉だ。

夫も娘も探すのが下手!と思っていた。私が探すとすぐ見つかるのに,と。

そうではない。収納の仕方が悪いんだ。何かの下になっていたり,詰め込んであって見つけにくい,とか。収納場所を変えたのに,うっかり,家族にそれを伝えなかったこともあった >_<

“しくみ”が悪かったんです!

 

整頓=「必要なもの」を「必要なとき」に「必要なだけ」取り出せるようにする。

•他人が30秒で探せるよう,定位置を決める。

私が留守でも,何がどこにあるかを家族が知っていて,いちいち私に尋ねなくても,使えるといい。

家族がいない時,一人で寝込んで,友だちが助けに来てくれた時(そんなことにはなりたくないけど),体温計,タオル,着替え,レトルトのお粥,梅干し,etc.がどこにあるかを正確に言えて,友人がすぐに,10秒以内に!出せるようでありたい。

逆の立場になる時,友人宅もそうであってほしい。

 

まずは整理。いらない物を処分する。

迷うものは,期限を決めて,いる,いらないを,はっきりさせる。

ひとつ確かなことは,水色のガラスの器は,20年以上,食器棚から出たり入ったりしたけれど,いよいよ我が家から出て行く〜。