ブログを書く,読む

こんなに書きたい人がたくさんいるんだ,読みたい人もたくさんいるんだ,ということを“はてなブログ”の仲間に入って知った。おもしろい世界。

そして最近,図書館に似ていると気付いた。

大きすぎない程よい規模の図書館が好きだ。そこにある色んな本を見ていると,ここには世界がある,という気持ちになる。

行くとたいてい家事関係の棚でおもしろそうな本を探す。そして文学の棚で,小説やエッセイを見てみる。その後他の棚を眺める。例えば生物。カラス,アリ,ミツバチ,クラゲ‥。この棚も好き。語学。医療。数学。宇宙。美術。音楽。歴史。経済。社会。地理。教育。心理学。哲学。など。それに雑誌。CD。

自分の発想にない分野の本。眺めていて,おもしろそうと思い,借りることがある。例えば,サハラ砂漠での生活。カルピスができたいきさつ。サハラ砂漠のはとてもおもしろかった。何という文化の違い!びっくり仰天。

図書館の本と同じで,色んな人の色んな分野のブログで視野が広がる。自分では経験できない人生がある。行けない場所がある。それらが心の栄養になることがある。後押ししてくれる力になることがある。ほっとできたり。書いている人たちはそんなことを思っていなくても。笑って気持ちが明るくなることもある。実用的な知識が得られるものもある。技術関係は,1つ読んでみようとしたが,始めから分からなくてやめたけど。

書いて救われていった,という人がいた。それってあるな,と思った。

書いてみて,私はぽつぽつ切れたような,短い文章を書く,ということに気付いた。いつか違う書き方を試みよう。それでもぶっきらぼうな文章にどうしてもなってしまうなら,仕方がない。

また,何を書きたいのか,考えるようになった。書いてみたいと思って始めたのに,すてきなブログが多すぎて,物怖じしているのだ。自由な気持ちで自由に書こう,と思っているのに。「人と自分を比べない」と思っているのに(><)

思いに浮かぶことは色々ある。何となく書き始めて,書けることがある。ふと思った小さなことでも,それについて考えたり思い出したりすると,その小さなことが少しずつ膨らんでくる。それを言葉を選んで書いていくのに時間がかかる。15分くらいで書く,という人もいる。それくらいで書けたら良いと思う。

散歩しながらブログに書くことを考える人もいる。他の人は皆,すらすら書いているように見えるけど,やはり書くことを探したり考えたりするんだ,と知って嬉しい。

ぜひ書きたい!というものがたくさんあれば良いと思う。そうなるにはたくさん考えることを持つ必要がある。それを深めたり広げたりして,書きたくなる,というのが良い。

今年初めに,1日1エッセイを,と思ったのに少ししか書けなかった。ブログを始めて,今も毎日は書けてはいないが,週に1つか2つは,何かは書けるようになった。

とりあえず良かった〜!